米国のサブプライムローン問題の影響で、最近2週間の間に金属コモデティ価格の下落が続いており、10日のアルミ地金価格は、昨年9月以来のトン当たり2,570ドルと15日間で9.0%下落した。
またニッケルも昨年8月以来の2万5,850ドルと20.15%も下落、鉛は15日間で18.69%下落の3,040ドル、亜鉛も11.19%下落の2,220ドルで昨年7月以来の安値となっている。
銅は7月の最終週から6.38%下落の7,530ドル、サブプライム問題の影響で今後数週間は10%から15%の下落の可能性も残されているが、中国を中 心としたアジアの需要が旺盛で、下半期は持ち直すと市場関係者は予想している。(14日付けガゼッタ・メルカンチル紙)