ナショナル製鉄所(CSN)の第2四半期の売上げは、前年同期比55.1%増加の29億レアル、純益は132.8%増加の9億5,200万レアル、上半期の売上げは43%増加の54億レアル、純益は128.7%増加の17億レアルを記録した。
同社の売り上げ増加は国内向け鋼板が好調で、第2四半期は33%増加の91万1,000トンとなり同四半期の記録を更新、上半期は52.5%増加の142万トンであった。
上半期の国内向け鋼板マーケットは15%増加しており、下半期は同様の伸び率を維持すると予想、CSNは海外戦略として欧米での中小規模製鉄会社の買収物件を物見しており、また鉄鉱石価格は大手鉱山会社の手中にあるために、鉱山会社やロジスティック会社の買収も視野に入れている。(16日付けエスタード紙)