カマルゴ・コレアはセメントを20%増産

好調なブラジルのマクロ経済、経済成長加速プログラム(PAC)及び低価格の長期住宅ローンで住宅建築ブームに後押しされて、セメント需要が拡大してカマルゴ・コレア・セメントは、現在の年産500万トンから20%増産を予定している。

2000年初めから2005年まで国内のセメント需要が低迷していたために、同社では300万レアルを投資して、ミナス州サン・レオポルド工場の操業を再開する。

またラテンアメリカでは第2位のセメント生産を誇る同社では、南マットグロッソ州ボドケーナ工場の生産能力の20%アップ、年産60万トンのサンパウロ州アピアイ工場の20%増産を検討している。

昨年のブラジルのセメント生産は前年比8%増加の3,900万トン、今年はPACプログラムのインフラ整備部門への投資の大幅増加が予想されているために、5%以上の増加が期待されているが、同社の上半期は8.4%増加の2億5,100万レアルと好調であった。(20日付けガゼッタ・メルカンチル紙)

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