金融危機で対内債務減少

 7月の連邦政府の対内債務は、国際金融危機の煽りで国債発行が減少したために、277億8,000万レアル減少して1兆1711億2,000万レアルとなり、今年初めての減少に転じた。

 7月の国債発行を差引いた国債の買戻しは394億レアルとなったが、今年6月までは国債発行額が償還額を上回っていた。また7月の国債に対する金利が116億3,000万レアルであった。

 昨年6月の確定金利連動国債の占める割合は30.36%であったが、今年7月は36.32%、消費者物価指数連動国債は46.95%から24.91%とそれぞれ減少しているが、政策誘導金利(Selic)連動国債は21.91%から35.35%と大幅に上昇している。(23日付けエスタード紙)

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=32871