米国格付け会社ムーディーズは、ブラジルのレアル建て国債・外貨建て国債の格付けを「Ba2」から「Ba1」と1段階引上げて、投資適格等級を1段階下がる等級となった。
格上げとしてブラジルの外債比率、外貨準備高の増加で、対外債務の指標の内容改善が見込まれるなどを理由に挙げており、ブラジルの各種ファンドは資金の調達が容易となる。
ムーディースのシニアアナリストのレオ氏は、今回の格上げで年内のブラジルのカントリーリスク上昇の可能性は低く、来年には投資適格等級国に達すると予想している。(24日付けエスタード紙)