中銀は米国のサブプライム問題に端を発して国際金融市場が不安定にもかかわらず、今年のGDPの伸び率を4.62%から4.64%、来年も4.35%から4.40%とそれぞれ上方修正した。
インフレ指標となる広範囲消費者物価指数(IPCA)は、3.77%から3.86%に上方修正したが、来年は継続して4.0%、貿易収支黒字は430億ドルから427億ドル、来年は370億ドルに据え置いた。
また海外からの直接投資は270億ドル、来年は225億ドル、年末のドル値はR$1.90、来年末はR$1.95、9月の政策誘導金利(Selic)は0.25%切下げの11.25%で、年末は10.75%、来年末は9.75%を見込んでいる(28日付けガゼッタ・メルカンチル紙)