9月26日からブラジル商品先物取引所(BM&F)では、カーボンクレジット取引の入札が開始され、2012年までに12億ドルの取引が予想されている。
BM&Fでは2003年から実施されているゴミ埋立地でのメタンガス利用による発電のバンデイランテス・プロジェクトやサンパウロ市役所が参加しているバイオガス社は、すでにドイツのKfw銀行に100万トンのカーボンクレジット取引を行なっている。
ブラジルのカーボンクレジット案件230プロジェクトが、国際連合のCDM理事会の登録されており、サンパウロ州セルタンジーニョ市の製糖会社バルボ社は、砂糖キビ粕で32メガワットの発電による150万ユーロのカーボン取引を見込んでいる。(29日付けエスタード紙)