ブラジル地理統計院(IBGE)の調査によると、裕福層は民間健康プランの加入が多いが、月収400レアル以下の貧困層では、医療・健康関係の支出の76%が医薬品が占めるが、3,000レアル以上の裕福層では23.7%に過ぎない。
また民間健康プラン加入では貧困層では、医療関係の7%を占めるに過ぎないが、月収が6,000レアル以上の裕福層では37.19%を占めており、貧困層は公的医療保険制度(INSS)に頼らざるを得ない。
民間健康プランを含む医療関係の月間支出は、貧困層の63.49レアルに対して、裕福層では432.67レアルと大幅な格差があり、貧困層は住居及び食料支出が月収の70%を占めるが、裕福層では31.8%に過ぎない。(30日付けエスタード紙)