ブラジル国内のABNアムロ銀行は、昨年に企業買収の主幹事銀行として260億ドルを成約、今年はすでに240億ドルの企業買収でトップとなっている。
新規株式公開(IPO)部門でも積極的に事業展開しており、米国のサブプライム問題で金融市場が荒れているにも関わらず、ゲルダウ・アメリスチール社に対して、Chaparral製鉄買収資金として27億5,000万ドルを調達した。
昨年にはヴァーレ・ド・リオドーセ社が、カナダ資本のインコ社の180億ドルの買収資金調達で活躍、その後はリオドーセ社の社債発行の幹事を務めている。(17日付けガゼッタ・メルカンチル紙)