海外投資家が戻ってきた

 8月は米国のサブプライム問題で、ブラジルの金融市場からの資金引上げや海外からの投資が減少していたが、シティバンクを通しての9月17日までの外資流入は、サンパウロ証券取引所への株投資が13億レアル、確定金利付ファンドへは10億レアルで総計23億レアルとなり、8月の24億レアルに匹敵する投資額となった。

 有価証券取引委員会(CVM)の8月の統計では、海外からの投資金額は前月比38.2%減の25億9,000万ドルがブラジルの金融市場に投資され、今年8ヶ月間では466億2,000万ドルに達している。

 ブラジルの外貨準備高増加やカントリーリスク低下に伴って、海外からの投資が増加してきており、外資の76.05%が株投資、確定金利付ファンドは21.19%となっている。(18日付きガゼッタ・メルカンチル紙)

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