昨年のブラジルの貧困層は、人口の29.5%から25.6%と730万人に相当する13.4%減少、最貧困層は11%から9.0%と350万人に相当する17%減少して1996年以来の最大の減少を記録した。
しかし貧困層の多い北部地域は10.4%、北東地域は10.2%と全国平均の13.4%を下回ったが、富裕層の多い南東部地域では18.8%、中西部は21.5%、南部地域では15.8%と、それぞれ全国平均を上回る貧困層が減少した。
昨年の北東地域の貧困層は46.4%、最貧困層は19.8%、南東部地域は14.8%と3.9%となっているが、貧困層の一人当たりの平均収入は167レアル、最貧困層は83レアルである。(19日付けエスタード紙)