年間の鉄鋼生産量が580万トンのナショナル製鉄(CSN)は、今後4年間に90億ドルを投資して3ヵ所に新高炉を建設、最終的には鉄鋼生産量を1,350万トンに増加する計画を立てている。
バイア州、北大河州またはペルナンブーコ州に30億ドルを投資して、年産450万トンの製鉄所を建設するが、リオドーセ社と上海宝鋼集団が建設を取止めたマラニョン州には建設しない。
またCSNは上海宝鋼集団の建設労働者を導入して、リオ州イタグイ市に高炉を建設するが、ミナス州コンゴ二アス市の高炉建設に対する環境許可が先に承認されるために、イタグイ高炉に先駆けて建築開始される。(19日付けガゼッタ・メルカンチル紙)