全国家庭サンプル調査(Pnad)の発表によると、昨年のサンパウロ州から出身州へのリターン数と、他州からの流入数の差が20万7,098人と流出数が増加、この人数はブラジルで最も貧しい州であるマラニャン州からの流出の3倍に相当する。
また1992年から2000年にかけてバイア州から他州への流出は、年間平均22万人であったが、今では3万3,000人の流入とリターン減少が発生している。
しかし90年代のサンパウロ州への流入は、仕事やより良い生活を求めて毎年40万人に達していたが、今ではサンタ・カタリーナ州への流入が急増しており、2001年から2005年にかけて年間7万7,000人が流入したが、昨年は9万人に達している。(21日付けエスタード紙)