今年上半期の不正輸入による罰金は、前年同期比69.7%増加の12億8,500万レアル、今年8ヶ月間に差押えられた輸入製品は、22%増加の6億7,468万レアルに達している。
今年年末のクリスマスにかけて、郵便での輸入増加が予想されるために、8月からレオン・エクスプレス2作戦が開始、また11月から港湾ターミナルに入港前に、船舶上での商品検査Siscomex-Cargaの実施も予定されている。
不正輸入品として没収されたのは、サングラスが5,411万レアル、タバコが5,446万レアルで筆頭であり、自動車、衣類、繊維製品、コンピューターなどが不正輸入されている。
差押えられた不正輸入品のうち、26%が破壊後に廃棄処理されているが、今後はコピー商品が市場に出回らないように廃棄処理を進める。
今年8ヶ月間のブラジル企業の9,269社が貿易業務を行ったが、そのうち78社がコピー商品、不正価格申請、不正商品申請やマネー・ローンダリングを摘発され、2002年以降では1,000社近くが不正輸入で、一環貿易業務処理システム(Siscomex)利用が禁止された。(2日付けエスタード紙)