不法電力接続防止に7億レアルを投資

ラテンアメリカ最大の電力会社AESエレトロパウロ社は、ガットと呼ばれて年間5億レアルの損出の60%を締める無許可の不法電力接続防止に、今後5年から10年間に7億レアルを投資して、電子式電力メータの据付を予定している。

エレトロパウロの大サンパウロ圏24都市での電力損出は、2.3ギガワット/hに達しており、これは30万都市の年間の電力消費量に相当する。

この電子式電力メータ設置は、すでに欧米で実施されており、電力配電盤の読み取りが必要ないために、人件費のコストダウン、不法接続防止や中央センターからの電力切断コントロールも可能となる。(2日付けヴァロール紙)

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