今年の総合物価指数は5.0%を上回る

 9月の総合物価指数(IGP−DI)は牛肉及び乳製品の卸売価格減少で、前月の1.39%から1.17%に減少したが、今年9ヶ月間では4.44%、最終12ヶ月間では6.16%、今年は5.0%を上回ると見込まれている。

 食料品が前月の0.99%から0.19%に減少した影響で、卸売市場の総合物価指数は、前月の1.96%から1.64%に減少、小売市場も0.42%から0.23%とそれぞれ減少、卸売市場ではプラスチック包装紙が−12.27%、鶏卵−4.17%、牛肉−2.23%、小売市場ではペスカーダ−19.06%、マンゴー−10.28%、ミルクが−7.80%とそれぞれ大幅に値下がりした。

 今年9ヶ月間の16大都市の食料品の値上がりは、ナタル市が15.85%、アラカジュ14.20%、ヴィトリア13.77%と二ケタ台の値上がりを記録しているが、ブラジリアでは2.75%、ゴイアニア4.49%、サンパウロ6.75%、リオは9.66%であった。(5日付けエスタード紙)

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