10月第1週の貿易収支黒字は、4億8,300万ドルと9月最終週の14億ドルから大幅に減少、今年の貿易収支黒字累計は前年同期比11.1%減の314億3,000万ドルとなっている。
ミゲル・ジョージ通商開発相は、来年の輸出額はレアル高の為替継続がブレーキとなるが、今年並みの1,500億ドルと見込んでおり、貿易収支黒字は輸入の増加に伴い、今年の予想の420億ドルよりも少ない400億ドル前後を見込んでいる。
今後、ブラジルはアラブ諸国への輸出開拓に拍車をかけるが、アラブ諸国向け輸出の20%はサウジアラビア、19%がエジプト、10年前のアラブ向け輸出総額は17億ドルであったが、昨年は67億ドルに増加している。(9日付けガゼッタ・メルカンチル紙)