ブラジルのマクロ経済が好調に推移しているのに伴って、9月のサンパウロ州工業界の雇用創出は、前月比0.75%増加の1万7,000人と最終14年間で最も雇用創出を記録した。
また今年8ヶ月間では17万5,000人の雇用創出となり、GDP5.0%の伸びを記録した2004年の15万6,000人を上回っており、サンパウロ州工業連盟(Fiesp)では、今年のサンパウロ州工業界は5.0%以上の伸びを予想している。
9月は石油精製やアルコール製造部門で雇用減を記録したが、現在まで9.63%の伸び率を記録している設備投資用機械・装置部門で増加、しかし今年のアルコール製造部門の雇用はすでに10万人に達しているが、季節労働雇用のために、年末までには8万5,000人が失業すると見込まれている。(11日付けエスタード紙)