Selic金利は11.25%に据置き

 17日の通貨政策委員会(Copom)は、2005年9月から継続していた政策誘導金利(Selic)の切下げを中断、前回のCopomで取決めたSelic金利11.25%の据置きを決定した。

 Selic金利11.25%の据置きに対して、サンパウロ州工業連盟(Fiesp)のパウロ・スカフェ会長は、インフレ懸念のない時に金利の据置きは製造業およびブラジル社会にとっては、コスト高になると批判している。

 Selic金利の据置きで銀行の個人向けクレジットの月利は、前月の5.31%から5.27%に僅かに低下、口座借越残月利は7.69%、年利は143.28%、個人向け平均月利は7.25%、年利は131.62%、法人向け運転資金の月利は3.94%、年利は59%、法人向け月利は4.10%、年利は61.96%となっている。(18日付けエスタード紙)

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