最近数年間の株式上場ブーム、コモデティ価格の上昇などで、富裕層が増加してきているが、政策誘導金利(Selic)の低下に伴って、資産運用・管理にプライベートバンキングへの投資が年率30%の割合で増加してきている。
イタウー銀行では150万レアルから口座開設ができるが、銀行側では500万レアル以上の富裕層の獲得に力を入れており、資産運用は選び抜かれた金融スペシャリストによって運用される平均コストは、投資総額の0.7%となっている。
プライベートバンキング部門の資産運用トップは、イタウー銀行の233億レアル、UBSパクツアル銀行162億レアル、ウニバンコ125億レアル、オポルツニティ98億レアル、サフラ銀行76億レアル、ブラジル銀行は45億レアルで10位にランクされている。(23日付けガゼッタ・メルカンチル紙)