インターネット経由の映像配信サービスなど用途が多様なIPTV(Internet Protocol television)、市場が、ブラジルにも形成されつつあり、テレフォ二カ社、ブラジル・テレコン社、Oi社が参入を表明しているが、今後のIPTV はオンライン会議や社内コミュニケーション部門に活用されると予想されている。
テレフォ二カ社は、今年及び来年の中南米でのIPTV部門の売上を10億ドルと見込んでおり、Oi社ではオブジェクト・ソルーション社が料金徴収ソフトを開発、ハードウエアはノキア・シーメンス社が提供する。
今年の第2四半期のIPTV関連装置の売上は、前年同期比33%増加の5億6,240万ドル、アジア・太平洋地域は、中国と韓国が牽引して48%でトップ、北米は19%、ラテンアメリカは僅かに1%となっている。(24日付けガゼッタ・メルカンチル紙)