為替で打撃を受けている3業種に税制恩典

 ドル安の為替で大打撃を被っている繊維業界、履物及び家具類業界の救済のために、優遇税やクレジット条件緩和の法令11,519号の適用を官報で発表した。

 企業家が設備投資用機械・装置購入や輸入時の社会統合基金(PIS)及び社会保険融資納付金(Cofins)のデスカウントで、コスト削減及び設備の近代化を促進する。

 輸出企業が原材料輸入時に工業製品税(IPI),PIS,Cofinsの免税は、生産の80%以上を輸出する企業に適応されていたが、輸出比率を60%まで下げて緩和した。

 また30億レアルの補助付きクレジットは、年間売上げが3億レアルまでの企業に適応、そのうち20億レアルはBNDES銀行の再生プログラムクレジット、10億レアルは運転資金用クレジットで、最長36ヶ月の返済となっている。(24日付けエスタード紙)

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