英国企業もバイオジーゼル生産にブラジルに参入

英国のD1‐BP社はサンパウロ州ジャーレスで、1万ヘクタールにピニャン・マンソ(正式名Jatropha Curcas)と呼ばれる含油率が高くて、半乾燥地帯でも生育しやすい油脂植物からバイオジーゼルを生産する。

同社では3年以内に30万ヘクタールで、ピニャン・マンソを栽培する予定であるが、4年以内には100万ヘクタールで栽培、2010年にはヨーロッパでは年間1,100万トンのバイオジーゼル消費が見込まれている。

ピニャン・マンソは僅かな灌漑で、半乾燥地帯の痩せ地でも栽培が可能であり、ピアウイ州、トカンチンス、ゴイアイスやマット・グロッソ州などの2万ヘク タールの土地で栽培されているに過ぎないが、バイオジーゼル栽培には栽培コストが低くて収益率が高いために、今後益々注目される。(25日付けヴァロール 紙)

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