今月9日に行われた国道コンセッション入札で、スペイン資本OHL社が6区間のうち5区間で、最低価格を下回る価格で落札、またスペインのEl Pais紙では、OHL社は契約期限を厳守しないと暴露したために、ブラジルの上院で論争になっている。
上院のインフラ整備委員会のマルコーニ・ぺリロ上院議員は、連邦会計検査院(TCU)及び検察庁に、入札関連書類の調査を依頼している。
この国道コンセッション入札に参加したOHL社の競合会社コンソーシアムPR/SCは、OHLが落札した5区間のうち3区間の入札価格は、見積価格の70%と大幅に下回っており、入札条件に触れると指摘している。(26日付けエスタード紙)