ブラジルの競争力は72位に低下

 世界の大手企業で組織する世界経済フォーラムで、世界131カ国対象に実施した2007年度版国際競争力調査で、ブラジルは昨年の66位から72位にランクを下げている。

 ブラジルの国際競争力低下は、ここ数年低下してきているが、膨大な連邦政府の財政赤字、相変わらず低い貯蓄率、高い政策誘導金利などで、マクロ経済安定度は126位、ブラジルに対する信頼度は112位と非常にイメージが良くない。

 競争力ランキングでは米国がトップ、続いてスイス、デンマーク、スウェーデン、ドイツと続いているが、アフリカのチャドは最下位の131位、ブルンジが130位であった。(1日付けエスタード紙)
 

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