今後10年間で温室効果ガス排出は倍増

ブラジルはマデイラ河やベロ・モンテ水力発電所、原子力発電所アングラ3号の建設予定にもかかわらず、2016年までに総力1万3,833メガワッ トの火力発電所建設が予定されており、そのうち63%が石炭、天然ガスなどの温室効果ガス排出をする原料使用が見込まれている。

2016年の温室効果ガス排出量は4,400万トンで、今年の排出量1,900万トンを130%上回り、2016年までには水力発電による電力エネルギー発電量は、現在の84%から69%に低下するが、火力発電による発電量は15%から29%に上昇する。

今後10年間に火力発電所からの温室効果ガス排出累計は3億300万トンで、アマゾンの熱帯雨林伐採によるガス排出は2億トン以上、現在の水力発電量は7万7,000メガワット、2016年には10万9,000メガワットまで増加する。(5日付けヴァロール紙)

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