全国工業連合(CNI)は9月の製造業界の設備稼働率は、前月の82.2%から82.7%に上昇して、多くの部門ではフル操業体制を敷いており、第3四半期の平均は82.4%を記録している。
特に金属部門及びアルコール精製部門の設備稼働率は91.4%、皮革・履物は90%、自動車製造88.7%、機械・装置部門が84%と平均を上回ったが、電子部品・情報通信は75.1%、出版・印刷は77%、製材78.2%、化学79,2%、家具製造部門は79.2%であった。
この稼働率は2004年の第3四半期のレベルに達しているが、現在の経済成長率が低率であるために、これ以上の設備稼働率には達しないと見込まれている。
9月の鉱工業界の実質売上は前年同期比2.8%増加、今年9ヶ月間では4.2%増加、9月の労働時間は前年同月比2.8%増加している。(6日付けヴァロール紙)