GDP新計算方法によると、2005年のサンパウロ州の一人当たりのGDPは、1万7,977レアルで伝統的に2位を続けていた、リオ州の1万6,052レアルを抜いて2位に上昇した。
GDPトップは連邦直轄区ブラジリアの3万4,510レアル、全国平均は1万1,658レアルであったが、ピアウイ州は3,700レアルで最下位、マラニャン州4,150レアル、アラゴアス州4,687レアル、パライバ州が4,690レアルと貧困州は北東地域に集中している。
2005年のサンパウロ州のGDP総額は、3.6%増加の7,270億5,000万レアルとなり、同州のGDPは全国の比率では、前年の33.1%から33.9%に増加、新GDP計算方法では、全国のサービス業に占める割合が46.6%から66.3%に増加したが、鉱工業部門の比率は43.9%から30.1%に減少した。
新GDP計算方法では、サンパウロ州の鉱工業製造部門は全国の42.7%、2005年にはその比率が44%と更に増加、アマゾナス州のGDPの伸び率は、全国平均3.2%を大幅に上回る10.2%に増加したが、全国の比率では僅かに1.6%を占めたに過ぎない。(27日付けエスタード紙)