今年10ヶ月間のプライマリー収支黒字はGDP比2.96%

 今年10ヶ月間の連邦政府の国庫、社会保障院(INSS)及び中銀の収入や歳入総額は4,990億レアル、プライマリー収支黒字はGDP比2.96%相当の617億レアルを記録しており、年末には連邦予算基本法(LDO)のGDP比2.1%相当の530億レアルを超えるのは確実視されている。

 今年10ヶ月間のプライマリー収支黒字は、主に国税庁の歳入が前年同期比12.43%増加したが、公共投資の支出は前年の112億レアルから28%増加の142億レアルであり、年末までには200億レアルを超えると予想されている。

 しかし142億レアルの公共投資の63%は、前年の繰越予算の消化であり、今年の予算では僅かに53億レアルの支出、また投資パイロットプラン(PPI)への支出は32億レアル、LDOでは113億レアルの支出が承認されているが、公共投資が遅れている。(29日付けエスタード紙)

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