エタノールの国際商品コモデティ化は2012年以降

ブラジル政府はエタノールの国際商品コモデティ化に拍車をかけるために、中南米やアフリカにエタノール生産技術協力で後押しいているが、各国のエタノール代替燃料のガソリンへの混入の法令化や補助金撤廃などの障害で、2012年以降になると予想されている。

ブラジルのエタノールの輸出先が有望視されているヨーロッパ連合国や日本では、エタノール混入の義務化後に輸入開始するために、エタノールのコモデティ化は、最低でも5年はかかると予想されている。

昨年末の米国のトウモロコシ原料のエタノール価格は、1ガロン当たり5ドルであったが、今では1.5ドルに下落しており、またレアル高の為替では30億リットルの余剰エタノールは、国内向けに出荷されるが、エタノールの価格も未だに安定していない。(30日付けエスタード紙)

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