ブラジル人の平均寿命は72.3歳に延びた

 ブラジル地理統計院(IBGE)の調査によると、2006年のブラジル人の平均寿命は前年の71.9歳から72.3歳に延び、男性の平均寿命は68.5歳、女性は76.1歳、47年前の1960年の平均寿命は僅かに54.6歳であった。

 平均寿命が延びた要因として、公共医療サービスの改善、ワクチン接種キャンペーンの浸透、教育の拡大、医療技術の進歩や予防医学の拡大などが挙げられる。

 地域別平均寿命では、連邦直轄区ブラジリアが75.1歳でトップ、南部3州が74.5歳で続いているが、北東部地域が69歳で最も低く、特にアラゴアス州の平均寿命は、僅かに66.4歳となっている。(4日付けヴァロール紙)

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