製造業の設備稼働率と労働時間が増加

好調な内需で10月の製造業の設備稼働率は、2003年以来の82.8%とフル操業に達しており、また製造ライン労働者の労働時間も増加しており、第4四半期は更に増加すると見込まれている。

10月の製造ラインの労働時間は前月比0.8%、前年同月比6.3%とそれぞれ増加、生産額は0.3%及び8.2%とそれぞれ増加して、全国工業連合(CNI)の予想を上回っている。

今後も好調な内需の継続と設備稼働率がピークに達してきており、新たな需要に対応するために、設備投資用機械・装置の導入が自動車業界、食品・飲料業界で行なわれると予想されている。

また鉱工業の製造部門の増加に伴って、今年10ヶ月間の雇用は前年同期比3.7%増加、来年の鉱工業部門は今年に続いて好調を維持すると見込まれている。(5日付けエスタード紙)

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