11月は海外投資金の流出が流入を上回った

11月は海外からの直接投資金の流出が流入を大幅に上回り、今年初めて18億2,000万ドルのマイナスを記録したが、海外直接投資金の累計では、525億2,000万ドルと大幅な記録を更新している。

11月の海外資金の流出は、米国のサブプライム問題に端を発して米国経済の先行きの不透明感増加で、新興国からの資金引揚げに起因している。

ブラジル国内の海外投資家の資産は、2043億3,000万ドルに達しており、そのうちの78%は株投資で1,598億7,000万ドル、確定金利付投資は19.58%の400億7,000万ドルとなっている。(26日付けガゼッタ・メルカンチル紙)

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