今年もPACや住宅建設部門が牽引

投資部門の拡大がブラジル経済を牽引しており、連邦政府の公共投資を測る最終4年間の平均固定資産形成(FBCF)は10%以上となっており、応用経済調査院(Ipea)では、今年のFBCFを12%と見込んでいる。

金融取引暫定納付金(CPMF)の中止で、公共投資部門が影響を受けると見られていたが、経済成長加速プログラム(PAC)への投資は、昨年のGDP比0.5%から今年は1.0%と倍増する可能性がある。

インフラ及び建設・不動産部門の企業家は大幅な投資を見込んでおり、スエズグループでは総額100億レアルのジラウ水力発電所の入札参加を予定しており、 2010年操業予定の243メガワットのサン・サルバドール水力発電所及び1,087メガワットのエストレイト水力発電所建設を手がけている。(7日付け ヴァロール紙)

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=32578