昨年の鉱工業部門の平均生産性伸び率は6.7%であったが、レアル通貨がドルに対して16.8%値上がりしたために、輸出部門にとっては、更なるコスト削減で競争力を付ける必要がある。
調査対象の17部門の内、為替の値上がりを上回った部門は履物・皮革部門の18.1%だけで、衣類部門が12.6%、非鉄金属9.7%、ゴム・プラスチックが9.6%で続いている。
またタバコ部門は9.3%、電気電子8.4%、機械8.2%、製造部門が7.0%で平均生産性の伸び率を上回ったが、化学部門はマイナス2.0%、燃料 も−1.9%、金属部門も−0.3%とそれぞれマイナスを記録している。(7日付けガゼッタ・メルカンチル紙)