昨年、ブラジルの新規株式公開(IPO)総額は前年比269.3%増加の301億3,000万ドルで、世界のIPOの3,086億6,000万ドルの10%に相当、ラテンアメリカ地域全体の81%を占めた。
サンパウロ証券取引所(Bovespa)のIPOは37億ドルで世界5位、BM&FのIPOは29億ドルで8位にランクされているが、昨年のトップはロシアのVTB銀行のIPOで80億ドルであった。
ブラジル国内のIPO主幹事会社は、スイスクレジットが29社で27.1%、UBSは33社で23.4%、イタウー銀行が14社で10%を占め、世界の IPOはUBSが11%、スイスクレジット7.9%、モーガン・スタンレーは7.8%を占めた。(8日付けガゼッタ・メルカンチル紙)