2010年前に電力危機の可能性

電力エネルギーの大半を水力発電所に依存しているブラジルは、旱魃によるダムの水位低下で、2010年前の電力危機到来が現実味を帯びてきた。

また天然ガス供給不足による火力発電所の稼動ができなく、昨年は電力エネルギーの91%が水力発電所からの供給であったが、今年はラ・ニーニャ現象の発生で、平年よりの降雨量が少なくなる可能性が大きい。

現在の南東部/中西部地域のダムの水位は平年並みの53%であるが、北東部地域は平年の50%まで下がっており、南東部及び北部地域から電力を供給、またジーゼル燃料による火力発電所稼動で凌いでいる。(8日付けエスタード紙)

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