運行キャンセルや大幅な遅延などで、航空カオスが続いた昨年のTAM航空とGOL航空の利益は、前年の13億レアルから4億レアル近く減少して、8億5700万レアルまで低下している。
ジェット機燃料の高騰、空港カオスに対処するための余分な人員の配置、首位争いのための航空機投入などでコストが嵩んでおり、昨年の搭乗客は11.9%増加したにも関わらず、純益が大幅に減少している。
TAM航空の国内マーケットシェアは前年の47.96%から48.86%、GOL航空は5.51%増加の39.56%、GOL航空の傘下に入ったVARIG航空は3.46%となっている。(10日付けエスタード紙)