アラクルース製紙は7年後には生産倍増

ユーカリ原料のパルプ生産で世界トップのアラクルース製紙は、今後5年間で35億ドルを投資、現在の年産310万トンを大幅に引上げるが、2015年には短繊維パルプ生産では、世界の25%の生産量700万トンを目標にしている。

この増産計画は現在の生産量が43万トンの南大河州ガイバ工場の生産を140万トン、スエーデン・フィンランド資本のStora・Enso社とのジョイントベンチャーのバイア州ヴェラセル工場の生産を現在の90万トンから230万トンに引上げる。

同社では2010年までの増産計画で、すでに70%の未墾地や植林地を2億2,700万レアルで購入、ヴェラセル工場の増産計画では、すでに40%の土地及び植林を行なっている。(14日付けガゼッタ・メルカンチル紙)

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