沖縄県人会一行が国際親善柔道大会などの案内で表敬訪問

1月24日午後にブラジル沖縄県人会一行がブラジル沖縄県人移民100周年記念行事で、8月23日開催の国際親善柔道大会の案内に商工会議所を訪問、田中信会頭、山田唯資監事会議長、窪田敏朗日系社会委員長、平田藤義事務局長が応対した。

この親善柔道大会には男女選手16人、役員4人が派遣されて日伯交流年の親善交流事業と位置づけ、両国の青少年の健全育成と交流の絆を深めために、ホームスティ、親戚知人訪問、移民講和、慰霊祭参加、移民資料館、ブラジリア学園やサンパウロ州立大学訪問など8月19日から25日までブラジルに滞在する。

琉球大学移住センターの赤嶺礎乃子研究委員は、1908年6月18日の日本人移民第1号の笠戸丸移民781人の内41%強が沖縄移民で、ジアデマ市沖縄文化センターの敷地内に笠戸丸の沖縄移民325人全員の名前を刻銘する計画となっていたが、約30人の先人の名前が神戸港での上船時とサントス港下船時の名前が食い違っているのを発見、琉球大学に相談して移民研究センターから研究員の形で受入れられて、約2ヶ月半に亘り調査を行なって、ほぼ全員の名前を確認でき、これで記念碑への正確な刻銘が可能になリ、また笠戸丸沖縄移民全員の移住後の足跡調査をして、子孫がどのような性格の路を辿り、いかなる状態であるかを明らかにして、一冊の本に纏め上げて後生に記録を残すプロジェクトを説明した。

左から平田事務局長/与儀昭雄ブラジル沖縄県人会会長/知花広繁ブラジル読谷村人会相談役/赤嶺尚由ソールナッセンテ社長/田中会頭/山田監事会議長/島袋安雄ブラジル沖縄県人会会計担当/琉球大学移住センター赤嶺礎乃子研究委員

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