Selic金利は11.25%に据え置き

中銀の通貨政策委員会(Copom)は国際金融市場が大荒れの中で、インフレ懸念のなかで、政策誘導金利(Selic)を3回連続となる11.25%据置きを満場一致で決定した。

ABNアムロ銀行はCopom会議のすぐ後に、教育及び保健関連の法人向けクレジット金利低減を決定、MBAや修士課程向けクレジットの月利を2.05%から1.89%に下げた。

銀行個人貸付月利は5.21%、年利は83.94%、口座借越残月利は7.61%、年利は141.12%、クレジットカード残分割支払い月利10.34%、年利は225.68%と依然として高い。

また世界の実質金利はトップのトルコ7.0%に続いて、ブラジルは6.6%、オーストラリア4.6%、メキシコ4.0%、英国が3.3%となっている。(24日付けエスタード紙)

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