昨年12月の経常収支は6億9,900万ドルの赤字

昨年12月の経常収支は6億9,900万ドルの赤字を計上して、2001年同月以来の最も悪い収支となり、昨年1年間の経常収支もGDP比0.27%の35億5,000万ドルの黒字となったが、前年のGDP比1.27%の136億2,100万ドルから大幅に減少した。

昨年の経常収支黒字が前年からGDP比1.0%と大幅に減少したのは、レアル高傾向の継続で2003年初めから続いていた経常収支黒字の終焉の可能性を示している。

昨年の中銀のドル介入は786億ドルに達して、前年の外貨準備高858億3,900万ドルを1,803億3,000万ドルにまで押上げる要因となり、レア ル高で外資企業の利益を押上げて、利益の海外送金は前年比29.85%増加の212億ドルで記録を塗り替えている。(29日付けエスタード紙)

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