ヨーロッパ連合国はブラジル産牛肉輸入停止

ヨーロッパ連合国(UE)は口蹄疫管理、固体識別制度やトレーサビリティなど家畜衛生管理の厳格化を要求していたが、1月にブラジル政府は衛生管理 改善した2600農場リストを提出したが、UEの要求を満たしていないために、ブラジルからの牛肉輸入を停止、2月25日に実態調査団をブラジルに派遣す る。

UEは2年前からブラジルに対して固体識別、トレーサビリティ衛生管理基準の改善をブラジル政府に要求していて、時間的には改善の余地があったが、UEの衛生管理基準を満たす農場は僅かに3%にすぎないと予想されている。

UE向け牛肉輸出は輸出全体の14.4%を占める18万5,160トンで、輸出金額は29.5%の10億2,000万トンに達している。(31日付けエスタード紙)

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