昨年のサンパウロ州の鉱工業の伸び率は6.1%

サンパウロ州工業連盟(Fiesp)は、昨年のサンパウロ州の鉱工業生産の伸び率は前年比6.1%、FIESPの予想5.5%を上回り2004年以来の伸び率を記録した。

実質賃金の上昇及び格安長期ローン販売の拡大で、消費が拡大したことが大きく影響しており、また現在の小売・卸業の在庫が少なく、上半期は鉱工業部門の生産拡大が継続する。

昨年12月の鉱工業部門の設備稼働率は、81.9%と前月のフル操業の84.1%から減少したが、2006年12月の77.8%より大幅に稼動しており、今年の伸び率は5.0%が予想されている。(31日付けエスタード紙)

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=32428