今年初めての電気電子部会(松田雅信部会長)が2月1日午後5時30分から開催、12日の業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で、参加者が昨年の実績の回顧及び今年の展望をそれぞれ発表、マナウスフリーゾーンの優遇税変更、レアル高の為替、輸入製品での代替,移転価格問題、CPMF税徴収中止で代替税、売価単価下落、アウトソーシング事業への変換など色々と苦しい状況に置かれた企業もあったが、国内景気が好調に推移した昨年は好調なところもあった。
今年の展望ではやはりサブプライムに端発した今後の世界景気の動向、為替の行方、政策金利の高止まり、リードタイムの短縮、人材確保と育成、営業力の強化ブラジルコストなど頭の痛い問題も多いが、コストダウンを図って収益性を上げていく企業努力が必要となっている。
出席者は松田部会長(パナソニック)、盤若幸男副部会長(NEC)、伊豆山氏(CIS電気)、田中氏(村田製作所)、御園氏(TDK)、土肥領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長
部会長シンポ発表資料の作成で意見交換
左から松田雅信部会長/盤若幸男副部会長