昨年のサンパウロ大都市圏の小売は4.4%増加

昨年のサンパウロ大都市圏の小売業界の実質伸び率は、好調なマクロ経済、クレジット販売の拡大や雇用増大で前年比4.4%、12月は4.6%とそれぞれ増加した。

特に住宅建築ブームの建材業界は前年比16%と大幅に増加、生産及び販売記録を更新した自動車業界の好景気で、自動車販売店の売り上げは16%と大幅に増加したが、自動車パーツ販売店はレアル高の為替、輸入部品の増加及び新車販売増加で前年比−21.2%と大幅に落込んだ。

家具や装飾品小売は12.9%、衣類・繊維・履物9.8%、薬局・化粧品7.9%とそれぞれ大幅に増加したが、スーパーマーケットはマイナス1.5%、デパートはマイナス15%であった。(1日付けエスタード紙)

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