先週の長雨は電力危機回避を遠ざける

長い間の雨量不足で1月の水力発電所のダムの水位が低下して、電力危機が心配されていたが、先週の長雨で6日の南東部及び中西部地域のダムの平均水 位は1月30日の50.1%から54.6%に上昇して、危険水位カーブ(CAR)54.7%に0.1%少ない水位まで上昇した。

北部地域から南東部地域へは電力不足を補うために142MWの電力エネルギーを送電,北東部地域へは165万MW,南東部地域から南部地域には127万MWの電力が供給されている。

北東部地域のダムの水位はCARを21.6%上回る33.7%、北部地域は32.3%、南部地域はCARを44.9%上回る63.1%までそれぞれ水位が 上昇した。ブラジル全国の水力発電所の平均電力エネルギー生産は2,915万MW,火力発電所は778万MW,原子力発電所186万MWとなってい る。(7日付けエスタード紙)

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