貿易審議会(Camex)はアルゼンチンが200万トンまでの小麦粉輸出を再開するが、ブラジル国内需要をカバーできないために、域外からの小麦輸 入で補うが、小麦輸入を促進するために、小麦に対するメルコスール域外の対外共通関税(TEC)10%を6月末まで免税する暫定措置を決定した。
アルゼンチンは霜害で小麦の生産が低下、国内需要を賄うために小麦の輸出を昨年から中止したために、ブラジルの小麦価格が高騰して小麦派生商品価格が値上がりしていた。
小麦の対外共通関税以外ではピーナッツ油、シリコン原料、圧延鋼板も免税となり、衛生用品や医薬品のTECは30%から25%に下げられる。(7日付けエスタード紙)