昨年のブラジル・コカコーラ社は果汁メーカーDel Valle 、茶飲料メーカーMatte Leâoを買収してポートフォーリオを拡大、販売総数85億3,000万リットルで前年比20%増加の120億レアルを売上げ、今年は更に 15億ドルを投資してシェア拡大を目論んでいる。
昨年のコカコーラの世界全体の販売量は前年比6.0%であったが、売上は20%増加の288億ドルで、3年前には販売品目が50品目であったが、今ではソフトドリンク以外にもポートフォーリオを拡大して150品目に達している。
コカコーラはペプシコのH2OH に対抗するためにAquariusFreshを1年前に市場に投入、水飲料市場で0.6%のシェアをすでに獲得して、シェアトップのペプシコの1.5%に迫っている。
昨年の米国の水飲料は11%増加したが、炭酸飲料は4.0%の増加に留まっているが、メキシコ人の炭酸飲料摂取が世界トップ、米国が2位であるが、ブラジル人の消費は米国の半分以下となっている。(14日付けエスタード紙)