アジアの自動車メーカーの市場占有率が9.0%に上昇

アジアの自動車メーカーはブラジル国内での投資に拍車をかけており、すでにブラジルには日本の自動車メーカー5社、韓国は3社、中国及びインドがそれぞれ1社進出している。

昨年のアジアの自動車メーカーのブラジル国内の販売総数は22万3,400台で市場占有率は9.0%、2000年の5.7%から大幅に上昇してきているが、米国では41%、ヨーロッパでは15%のシェアを占めている。

しかしブラジル自動車市場でシェアがもっとも大きいリーターカー販売はワーゲン社、ファイアット、GM及びフォード社のシェアが圧倒的であり、今後のアジアからの進出はニッチセグメントや高級自動車の輸入が予想されている。

スズキ自動車は1991年からドル高で撤退する2003年までに2万5,000台を販売したが、レアル高に振れて魅力のあるブラジル市場には今年下半期の再進出が予想されている。(18日付けエスタード紙)

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